ブログをWordpressで運用していると、さまざまなメッセージが流れてきます。
余計なお世話なものから役に立つ情報など、本当にさまざま…(英語で)
読めないから結構、放置していた。
いつのバージョンからか忘れたけど、「サイトヘルスステータス」というものがトップに表示されるようになった。
問題点を洗い出ししてくれる機能(らしい)
その中に各種ソフトウェアのバージョンについての警告も出る。
一通り目を通して、PHPのバージョンについての警告が気になった。
いま使用しているPHPのバージョンは5.6.25らしい。
結構古いと気づく。。
これをPHP 7.3.19(7.3系の最終?)にアップデートしようとした物語です。
何故、わざわざ「物語」などと言うかと言うと、この後予想外の問題(副作用?)が波及的に発生します。
副作用分も全話入れると3部作(ロー○・オブ・ザ・リ○グみたい…)になります。
PHPを更新
いつも使っているTeraTerm を立ち上げてSSH接続でログオンして、コンソール画面から
リポジトリの追加
yum install epel-release
現在のPHPを全て削除
PHPをバージョンアップするにあたっては、結局、入れ直す必要がある。このためバージョンアップ、アップデートというよりは、再インストールというイメージの方がしっくりくる。まぁ、考え方の違いだけであるが…。
なお、/etc/php.iniなどでPHPの制御ファイルで特殊に設定しているものがあれば、念のためcpコマンドやFTP等で、バックアップしておくことをお勧めする。
バックアップを取っている時には問題は起こらないけど、バックアップを忘れた時に限り、クリティカルヒットを受ける可能性があります。(人生経験)
cp /etc/php.ini /etc/php-old.ini
設定ファイルのバックアップ等が済んだら、以下のコマンドを打ってPHPを亡き者とする。
yum remove php-*
これで、PHPが亡くなった。。。。
新しくPHPをインストール
remi-php73.repoからPHP7.3関連をインストール
yum -y install --enablerepo=epel,remi,remi-php73 php php-cli php-common php-gd php-imap php-mbstring php-mysql php-odbc php-pdo php-pear php-pgsql php-process php-snmp php-xml php-xmlrpc php-fpm php-mcrypt
動作確認
バージョンアップを確認
7.3.Xになっていれば問題ありません。
php -v PHP 7.3.19 (cli) (built: Jun 9 2020 11:12:25) ( NTS ) Copyright (c) 1997-2018 The PHP Group Zend Engine v3.3.19, Copyright (c) 1998-2018 Zend Technologies
ちゃんと更新されたようです!
WordPressの体感速度が変わりました!表示速度が速くなり、画面遷移がキビキビ動くようになりますね。
もっと早く対応すればよかったと感じる、今日この頃。。
※因みに1度ハマったのですが、何度更新してもPHPのバージョンが変わらなかった時は。。。
当方のCentOSのバージョンが6台でしたので「remi-release-6.rpm」Remiリポジトリを更新してから行うとうまくいきました。
php -v PHP 5.4.45 (cli) (built: Oct 22 2019 13:33:52) Copyright (c) 1997-2014 The PHP Group Zend Engine v2.4.0, Copyright (c) 1998-2014 Zend Technologies
なってないし…。
yum install http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-6.rpm