複数の値を属性と関連を保ちながらメモリ上で保存することができる標準機能に「DataTable」がある。
非常に重宝しているがすぐに使い方がわからなくなってしまう。
基本的な定義・使い方(コーディング)をメモしておく。
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【1、宣言】
Dim [DataTable定義名] As DataTable
もしくは As New DataTable
Newを付けると宣言と同時に初期化を行うことができる。
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【2、ヘッダーの定義】
格納要素としての項目を型と同時に宣言する。
宣言した順番に0から始まる列番号(ColumnsIndex)が同時に設定される。
で項目要素を足していく。
★例:
tblGetData.Columns.Add(New DataColumn(“伝票番号”, GetType(Long)))
■解説:
tblGetDataというDataTableに新規で「伝票番号」という項目を作り格納データの型は「Long(長整数)」という意味
または項目名を0とすることも可能
tblGetData.Columns.Add(New DataColumn(0, GetType(Long)))
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【3、値の格納】
[DataTable定義名].Rows.Add()
[DataTable定義名].Rows([Rows(行)]).Item(“[項目名]”またはColumnsIndex) = [格納したい値]
★例:
tblGetData.Rows.Add()
tblGetData.Rows(0).Item(0) =123456
■解説:
tblGetDataの行を1行追加。
tblGetDataの0行目(初行)の0列目(初列)に「123456」を代入
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【4、初期化】
[DataTable定義名].Clear()
★例:
tblGetData.Clear()
■解説:
tblGetDataに対してClearを呼び出すだけでデータの中は削除されます。
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【5、解放】
[DataTable定義名].Dispose()
★例:
tblGetData.Dispose()
■解説:
tblGetDataに対してDisposeを呼び出すだけで使用しているリソースを解放します。
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簡単な使い方はこんな機能を利用します。
次回はもっと具体的な使い方を。