前回ヤフオクで購入した監視カメラの環境構築を行う。
構成はこんな感じ↓
まずは使えるようにしてみましょうか。
監視カメラは初期されていることを前提として話を進めます。
1、サーバーの構築
今回はカメラサーバーとして以下のスペックのサーバーを用意
DELL PowerEdge R410
CPU : Intel Xeon L3406 2.26GHz 2Core 4Thread
メモリ : 6GB(中途半端(^_^;))
HDD : SAS 15K 300GB RAID 1(ミラーリング)
HDD2: USB外付け320GB(映像保存用)
OS : Microsoft Windows Server 2012 R2 64bit
で構成。Windows Server の導入は説明を省略しますね。
IP : 192.168. 1. 10
Mask: 255.255.255. 0
GW : 192.168. 1.254(ルーター)
2、ネットワークにサーバーを参加させて、カメラを接続する。
ここでは物理的にLANケーブルを繋げてネットワークに参加させます。
「IP重複」や「スイッチ・HUB接続時のループ」等の障害に気を付けます。
既存の業務ネットワーク等の本番環境でいきなり試すような猪武者ぶりは止めといたほうがいいでしょう。
3、サーバーに基本的ソフトの導入(インストール)
ここに紹介するソフトはSONYさんで無償で公開されているソフトです。
ソフトに関わる内容や不具合については如何なる事象にも対応しませんのでご了承ください。
↓ダウンロード元
http://www.sony.jp/snc/download/
A、SNC_easy_IP_setup(2016/08/18時点でVer 1.0.1)
カメラにIPを割り当てるソフトです。
起動させるとLANに繋がっているカメラを自動的に探してくれるおりこうさんです。
見つかったカメラが列挙されます。
設定したいカメラを選択(クリック)すると設定欄に情報が現れます。
ここで設定を行って[SET]ボタンで情報を送り込みます。
これで設定完了です。設定の実値は各環境によって違いますが構成例の環境で設定した場合の例になります。
カメラの設定
IP : 192.168. 1. 71
Mask: 255.255.255. 0
GW : 192.168. 1.254(ルーター)
Port: 80
余談ですが、このプログラムで検出されたカメラをダブルクリックするとブラウザから設定できる画面に移行できます。
しかしながらIE7 or IE8にしか対応できていないために環境がないので設定できませんでした。
ちなみにトップ画面はこんな感じです。マニュアル(上記ダウンロード画面から落とせます)には説明があります。
B、RealShot Manager Lite(無償版)(2016/08/18時点でVer 1.6.7.5)
カメラの画像を見たり録画のスケジュール設定など、管理全般ができるソフト。
一応有償版ですが、制限付きの無償版がありますので今回はそれを利用します。
【無償版と有償版の違い】
http://www.sony.jp/snc/download/pop_RSMAd.html
RealShot_Manager_Advanced_v1.6.7.5.zipをダウンロードして任意の場所に置きます。
圧縮されているので解凍を行い、「setup.exe」を起動してください。
インストールそのものはあまり設定はありませんが、途中で有償版「Advanced」か無償版「Lite」がを選択することになります。
こn場合は無償版「Lite」を選択してください。
尚、このアプリケーションをインストールすると管理データベースとしてPostgreSQL8.3がインストールされます。
構成に問題なければ構いませんが、何かのシステムと同居を考えている場合は構成を確認したほうがいいでしょうね。
私の環境は専用サーバーで構成しますのでお構いなしにインストールしました。
インストールが正常に終了したことを前提として設定を続けます。
今日はここまで。