昨今、サードパーティー製のパーツが増えていろいろな機能をプログラムに実装できるようになりました。
そんな中で日本人にこだわりのある帳票系パーツの代表格としてGrapeCityさんのActiveReportがあります。
記録時点(2016/12/05)ではバージョンも9を数え、定番化した帳票ツールになります。
基幹システムを構築していて今回はこのツールを使用することが許されて使用できますので、業務アプリで使用できそうなものを五月雨に記録しておく。
まとまるまで待っていると忘れてしまうために・・・。ww
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【1行置きに背景色を切り替える】
帳票を構成していくと横に多数の項目が並び、字が小さい一覧表を作ってしまうことは多々あります。
例えば、マスタのプルーフリストのように普段はあまり確認する機会はありませんが変更履歴のように記録が必要な時に意外と上記のような一覧表を作りがちになります。こんな時は明細で1行置きに背景色を切り替えて見やすくするのも一工夫です。
1、デザイナの明細(Detail)セクションをダブルクリックして、Detail_Formatイベントを作成します。
2、下記のソースを記入いたします。
2-① 変数宣言
Detail_Formatイベントの外に
'切り替え用の変数を定義 Dim flgChange As Boolean
2-② コードの記述
Detail_Formatイベントの中に
If flgChange = True Then Me.Detail.BackColor = System.Drawing.Color.[任意の色] flgChange = False Else Me.Detail.BackColor = System.Drawing.Color.Transparent(ここは色なしにしている) flgChange = True End If
これでプレビューすると色が1行置きに変更されます。